ローマの恋物語 『Another day in paradise』

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カプリ島のオプションから戻って
『青の洞窟』にお目にかかれず
やや落ち込んだ気分でホテルに帰り着いたら、部屋を誰かがknockする。

名古屋からイタリア旅行に来ていた若い夫婦 新婚旅行だった。
『お願い!!今からスペイン広場と真実の口 見に行きたいけど
タクシー呼んで通訳して一緒に付いて来て!!』
2人の勢いに負けてわたしはローマ市街の地図を片手に新婚夫婦を連れてタクシーへ乗り込む。
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スペイン広場の写真

スペイン広場はわたしが大好きな
オードリーヘップバーン
『ローマの休日』の映画の場所
けれども広場の階段は観光客で埋め尽くされて優雅にジェラートを頂ける雰囲気ではなかった…。

時間は夜の7時すぎ
なのに夏時間のせいかこんなに明るい!
『真実の口』は門が閉まっていて外から撮影しました。

『真実の口』は口の部分に手を突っ込んで「嘘をついたら手が抜けなくなるよ」…
といったイタリア人らしい可愛い像のこと  
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『真実の口』

(わたしはスペイン広場に神秘的な泉が湧く場所を本か何かで知っていた。舟のカタチをした像があり
その場所には天使が舞い降りて
「ここから飲み水が出ますよ」と教えてくれたと。
そして今でも綺麗な水 聖水が湧き出ていて実際飲んでみたけれど、美味しいお水。)

タクシードライバーの男性は
俳優のショーン・ペンみたいな人で
わたし達を心配してガイド役もしてくれた親切なローマの男性。
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わたしは新婚夫婦と後部座席に座っていたのだけど、彼はわたしに気を遣って『きみはひとりで旅行してるの?助手席へおいで!ぼくの隣りに座るといいよ。』

『ぼくが結婚してなかったらきみを彼女にしてたのに』と溜め息をついて頭を振って言ってくれた。
後ろの新婚夫婦はその会話を聞いてなんとなく理解したようで

「さすが!イタリア人はスゴ~いね!」と言って騒いでいた。
日が暮れてゆくローマ市街
流れてきた音楽♪は
フィルコリンズ
『Another  day  in  paradise』
わたしが昔
大好きで聴いていた懐かしい曲が
まさか!ローマの夕暮れの街の景色とともに体験できるなんて…

わたしは後ろに2人がいてくれて
ほんとに良かったと思った。
1人きりだったら泣いてしまう。
ローマの男性は
個人的に連れて行きたい場所がある
『僕のおすすめの夜景を見せてあげるよ』と言って
もうすっかり暗くなった街中を通り抜け彼のおすすめrestaurantやcafeも紹介してくれて、最後に

『ミケランジェロ広場』から
ローマの夜景を見せてくれた。
ミケランジェロの像は中央に大きく立っていて格好良かった!
ライトアップの感じがロマンティックだった…

ホテルまでお願いして
少し多めのチップを渡して
『Grazia!』『ヴォナ・ノッテ』
おやすみ
と挨拶をして別れた。
どこまでも優しい親切なイタリアの男性は毎日そうすることが当たり前で、日常なのだと感じる。

『愛の奉仕者』
恋人に対しても友達に対しても
心を開いて包み込んでくれる
惜しみない愛情で… 
わたしの来世は
是非イタリア人に生まれたい。

もしかすると男性に生まれるかもしれないけれど、
感覚が合うのがわかる。

500年前にわたしはイギリス人で40代で生涯孤独を通し亡くなった
男性だった話をLOVERSタロット占いの先生に聞いたことがある。
だから いまあなたは
『ひとりにならないでね』と
メッセージを受けて生まれたのよって…

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きっと人を真実の愛を持って愛する人の周りには、悪は存在しない。
汚らわしい心で近付いたとしても
居心地が悪くなり自然と離れてゆく。
真実の愛には真実の愛で答えられる
『浄い心』に悪は負けることしかできない。
その昔 悪魔も実は天使のひとりであったと伝えられている…
『天使の心』が生きていることを
信じたい。

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