フジコ・ヘミングの時間

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ほんの、この間の金曜日の夜。

県民文化会館でフジコ・ヘミングの映画が

上映されるので、母親に無理を言って

子供を預け、久しぶりに

たった1人の時間を過ごした。

彼女の言葉には

パワーがある。

今まで生きてきた壮絶な人生のなかで

味わった哀しみや虚しさや苦しみ

そして熱い情熱が伝わってくる。

【フジコ・ヘミング】というタイトルの

映画がある事を、お客さまから

教えていただく。

年末はその映画も観たいと思っている。

彼女の儚い恋について語るとき…

「ため息」リストの曲を彼に教えた思い出。

『2年でも3年でも その時が楽しかったんだから、いいんじゃない?』

【楽しいばっかりじゃ つまらない。

センチメンタルもいいじゃない。】と

煙草をふかしながら淡々と語る姿もまた

かっこよくて素敵だ。

暖かった冬は、さよなら。

今日から寒さが加速する感じ

冷たい風に空気に水が厳しい冬を知らせる。

温室育ちの我々 南国の人たちは

本格的な冬を知らない。

慣れていない…

街路樹の葉っぱが

もう すっかり落ち葉になり

風邪を引きそうな姿をしている。

フジコ・ヘミングが奏でる

【ラ・カンパネラ】が物悲しい

今の季節にピッタリだと思う。

寂しいだけじゃない華やかさも

含みつつある音色の響きに

耳を澄ませて聴いている。

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