「 上善如水 」ジョウゼンミズノゴトシ
そういう生き方をしたいと願うならば
水のあり方に学べというものです。
「 水 」には3つの学びがあり
1… 柔軟な性質
2… 謙虚な姿
さまざまなカタチに変化できる事。
固まらず止まらず、その場の状況に合わせながら、姿カタチを変え、常に柔軟に対応していく
謙虚な姿は
誰でも人は低いところに身を置くことが嫌なものですが、
「 水 」は低いところに流れていきます。
自分の能力や地位を誇示しようとしません。
秘めたるエネルギーは
人の心を癒すこともできる
穏やかな水の流れであり
時に激しい速い 流れ というのは
硬い岩をも砕く力強さを持っています。
普段の自分は
人に対して「柔軟であろう」とか
「謙虚であろう」と常に心に言い聞かせ
生きているつもりなのです。
それでも
時々、言いようの無い怒りと
不安に苛(さいな)まれ
心のなかが砂嵐に…
ストレスが溜まると耳が聞こえなくなります。
人も皆おなじ……
不完全であって
足りないところがあって、あたりまえ。
(私にも、あの人にも)
暗中模索して生きている。
充分に幸せそうに見えても
『まだ 足りない 』
と悩んでいる。
それぞれの意識のなかで
生まれては消えてゆく感情。
人間に与えられた『 心 』
濁りそうになった時は
サラサラと動いている水の姿を浮かべよう。
『 上善水の如し 』
固まらず 止まらず 水のように
流れていよう。